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オーディション突破のために〜その1〜

先輩インストラクターの視線

ゆきぷうが通った養成コース(基礎科)はティップネスでは初の土曜コース。これは社会人も通えるようにした曜日設定。学科は水曜日の夜。
土曜日は午前中のアカデミー生向けのスキルアップ。
午後から町田で養成コースの実技。移動の合間にもとにかく練習。町田に着き、養成の授業が始める前に階段の下のスペースでも練習。とにかく土曜日は朝から夜まで練習づくし。

では養成コースのない日は?先輩インストラクターのレッスン(主に初級〜中級)に参加し、練習を兼ねて動きを見てもらうのだ。このとき、アカデミー生は黒いバインダーを持ち歩き、レッスン参加前に先輩インストラクターにアカデミー生であることを伝え、レッスン後にコメントをもらう。もちろんモップ掛けは忘れずに。
当時は一目でアカデミー生と分かるTシャツを着用していた。当時を知る方なら、アカデミーTシャツを着た人間がスタジオ最後列にいたことを思い出すはず。すでに養成コースに通った時点で、メンバーさんとは違うのだ。メンバーさん、先輩インストラクターの視線を浴びながらのレッスン参加となる。

アドバイス&注意点

初級〜中級の易しいレッスンとはいえ「メンバーさんとは違うよ」……最後列といえども、上級者とも違う、インストラクターとしての動きを見せなければならないのだ。
さて、手元にあるバインダーの一部がこの写真。3か月で約100本のレッスンに参加している。このメモの部分にはどのようなアドバイス&注意点が書かれているか。
「動きのコントロールに気をつけて」
「動きを丁寧に」
「身体を大きく」
「後半肩が上がる」
「膝を使って大きく」
「プレゼンGOOD」
「笑顔がGOOD」
「足先まで気にしてください」
「ゆれないように」
「身体の軸を意識」
「スタミナ」……と動き、プレゼン、身体、表情など先輩の指摘&アドバイスは多彩だ。

インストラクターに要求されるもの

上記のアドバイスから、インストラクターに要求されるものが分かるはずだ。養成コースで教わったからといって、それを体得したわけではない。(教わった=出来るではない)
これまで習ったキューイング、分解、動きは完璧にマスター出来ているのか?それは最低限のラインのはず。それができた上で他人から見てどのように映るかをチェックしてもらい欠点を修正していくしかない。
ここで言えるのはとにかく練習ということだ。早朝のスタジオの空き時間、公園、空き地、マンションの集会所など時間と場所をみつけてとにかく出来ない部分&欠点を修正していくほかない。
基本的にオーディションはサーキット→動き。サーキットでは基礎体力を要求され、そこを突破してようやく動きを見てもらえる。この数分間にクラブ側がどこを見ているのかをもう一度考えてください。エアロを何年もやってきた、私は上級者だ、コリオには自身がある……ではなく「インストラクターとしてどうか」が要求されているはずです。
もちろん、オーディションに受からなかった場合は、チャンスがあれば、どこがいけないかを詳しく聞いてみることも必要です。

養成コースに通ったのは1998年〜のことであり、現在ではシステムが変更されている場合があります

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