お金のはなし

エアロビクスのインストラクターになるには? インストラクター養成コースのほか、ピラティス・ジャイロトニック・ジャイロキネシスなど フィットネス&エクササイズに関する情報をお伝えします

専業か掛け持ちか

さて、無事養成コースも卒業……レッスンも持てるようになった。インストラクターとして第2、第3の人生を出発することになるわけですが(おおげさ?)、今の仕事はどうしよう? レッスンフィーが安く、受け持ち本数が少ないひよっこインストラクターにとって経済的にはかなり辛いスタートとなります。

*専業=とりあえずインストラクター一本だけで生活。
**エアロ社員=クラブの社員として、業務のかたわらレッスンを持つ。
***第一種兼業インストラクター=エアロ中心だが、収入の不足を補うため時間の融通がきくアルバイトをする。レッスンだけでの収入に限界があるため、アルバイトをする。
****第二種兼業インストラクター=今の仕事を続けながら、平日夜間、土日、祝日にレッスンを持つ。残業なし、土日完全週休2日制、祝日も休み……が条件。ただし中上級のレッスンを担当するようになると、ルーティンを考える時間に追われるようになり、かなり厳しくなる。勤務中でも頭のなかは「ルーティンどうしようか?」……こうなるとヤバイ。

別にどれがいいとか悪いとかはありません。(ただし、フリーだろうが、専業だろうが、仕事と掛け持ちだろうが主婦だろうがメンバーさんにとっては関係のないことです)

収入を補うためのアルバイト

単純にレッスンを増やせばいいのでは?と思われるかもしれません。体力に自信のある方なら問題ないのか?もう一つの問題は「のど」なんです。こればかりは鍛える方法がないようで、のどを痛めたら休むしかありません。運動しながら声を出す行為は大変負担がかかるそうです。実際、手術を受け1ヶ月休んだインストラクターもいます。

社員インストラクターからフリーに

レッスンに集中するため、「社員インストラクターからフリーに」
フィットネスジャーナルの企画でこんな記事がでていましたが、実際はどうなんでしょう? 収入が20万円から30万円にアップしたとありますが、社員時代の受け持ち本数、フリーの本数が書いてないので判断しようがありませんが、レッスンフィーだけで30万円の収入は可能なのか?短期的にはできるのかもしれませんが恒久的には無理と考えた方がいいでしょう。なにせ以前のアンケートでは「フリーの方の収入は10〜20万円が大多数」としていたはず。フリー=高収入と考えるのは危険です。

エアロ貧乏

養成出たんだから、これ以上勉強しなくていいでしょ?たしかに誰がやってもメンバーさんが入ってくれるようなクラブであれば、それでいい。しかし、メンバーさんのリクエスト(要求)、将来的なことを考えると技術を高めるしかない。そのために、別の養成コースに通う、ワークショップを受講する、格闘技系エクササイズもこなす……これが結構な出費になる。受講するために代行をたてるとか、新しいテープを買う、レオタード、シューズ……やればやるほど出費もふえるんですよ。

養成コースに通ったのは1998年〜のことであり、現在ではシステムが変更されている場合があります

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Copyright (C) エアロ道場 All Rights Reserved. <最終更新日: 08/18/2008 >