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2010年02月27日

鎌倉時間。

Kuuがオープンして半年が過ぎました。
週に4日ほど、鎌倉でセッションをしていて感じるのは
鎌倉の「時間」。

太陽とともに起き、太陽の沈む時間には仕事が終わる・・・
海や山に囲まれた環境での自然と寄り添った生活は、
独特な空気感があります。
とてもとてもゆったりのんびりできるのです。
そんな鎌倉の暮らしを勝手に「鎌倉時間」と呼んでいますが、
鎌倉のかたたちはそんな生活のせいか、ゆったりとした海のような
おおらかさを感じます。


ごはんを食べるお店やちょっとお茶をするところ、そしてご近所づきあいなどの
なかで鎌倉のかたたちの「鎌倉時間」を感じるたび、思うことがあります。


「もっともっと鎌倉時間を感じたいな」


東京に家があるのですから、なかなか難しいとは思うのですが、
今年の春はもっともっと鎌倉時間を感じられる環境と時間を作って
いこうと思っています。


前世は鎌倉で修行をしていたといわれたことがあるぐらい、
鎌倉は私にとってなぜか懐かしい気持ちになる場所。
ここで本当に自分がいいと思う生き方をもう一度、見直していく。

本当にしたいことはそういうことなのかもしれません。


まとまりない?


2010年02月24日

流れるように動く

ジャイロトニック、ジャイロキネシスともに
「流れるように動く」ことをとても大切にしています。
途切れることのないmovement、エネルギーの流れ・・・
いつもそれを感じながら動いています。


きょう、ティップネス丸の内に行く途中、
丸の内にある大きなスクリーンに釘付けに
なりました。


バンクーバーオリンピック、アイスダンス・フリー。
テッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)の
演技のすごさに圧倒されました。

どんなにリフトや難度あがってもまったく止まらない、
本当に流れるように動いているのです。
しかも「こんなリフトあるんだ」と驚くようなリフトを
しても着地、そしてその後の流れが何事もないように
美しく、本当に息をのみました。


動きも本当に美しく、肩胛骨から長い腕が何度もしなるように
使われるたび、ため息が出ました。


このコンビ、圧倒的な得点で見事に金メダルを取りました。
地元開催でのプレッシャーをはねのけ、本当にパーフェクトな
演技でした。


「あの腕の使い方・・・そうそう」と思いながら、ジャイロキネシスの
クラスへ。きょうはいつも以上に流れるように!と思い、動きました。
あんなふうに動けるようになりたいなー。


無謀なのは十分、承知の上。
でも、目指すところはいつだって高いほうが楽しいのです。
すぐのぼれる山だったらきっとすぐに飽きてしまうから。


もう一度、あの演技をみたいなーと思い、久々にテレビをつけて
いますが、日本人じゃないから興味ないのかしら?
しょんぼり。


2010年02月23日

鎌倉野菜のいちにち。

昨日の朝は「痛っ!」で目が覚めました。
口内炎です(T_T)


週末、あわただしくてごはんを食べられず、
野菜不足になっていたのでしょう。


朝のセッション後、すぐ近所の五島うどんと
すいとんのお店「sarah」へ。


このお店、とてもとても小さくてかわいらしく、
7席ぐらいしかありません。
しかも見逃してしまいそうなところにあるお店。
でも、以前から気になっていたうえ、
「お野菜いっぱいすいとん」と書いてあったので
チャレンジ!

注文ごとにひとつひとつ作るすいとんは「ええ!こんなに!」と
思うほどお野菜が入っています。薄く平べったくのしたすいとんの
生地とたっぷりのお野菜がカボチャの甘みがほんのりするお出しで
煮てあるのですから、おいしくないわけがありません。
おなかに染み渡るやさしい味。
「愛想がない」とお店のなかに書いて貼ってありますが、とてもとても
やさしいお母さんで、昨日はおやつに焼いていたチーズパンを
サービスしてくれました。これがまた炊飯器で焼いていて
ほかほかでおいしいこと!!!!

すいとんと小鉢、デザートで780円です。
安すぎと思うぐらいお野菜いっぱいで、おなかも満腹です。


夜はlife forceへ。


黙々と確定申告の準備をしたあと、鎌倉野菜と雑穀のサラダと
鎌倉野菜のトマトソースパスタを食べてきました。

というわけで、今朝起きるとすでに口内炎は治ってるし!!!
野菜のパワーってすごい!


野菜や果物は紫外線や害虫から自分を守るため、フィトケミカルという
活性酸素を取り除いたり免疫力を高めるパワーを持っているそうです。
ああ、なるほどと思ったのは、野菜やくだものは手足がないから
厳しい環境から逃げることができず、自分でなんとかするしかないですもんね。
そう考えると、フィトケミカルってすごいパワーなんだろうなと思ってしまいます。


それをたくさん鎌倉野菜ちゃんたちからもらえて本当にしあわせです。
そりゃ、口内炎も逃げ出しますですよと思いました。


口に入れるものの大切さを改めて感じました。


2010年02月19日

「美しさ」の定義

玄米を食べたり、食事にほんの少し気を使う
ようになってもう少しで一年になろうとしています。
ときどき、セッション途中に血糖値が下がり、
チョコレートを食べたりすると口内炎ができたりするように
なったのは、からだの内側が変化してきたからかな?
と感じています。
「ベジタリアンなんですか?」とか聞かれますが、
ぜんぜんそんなんじゃないです。
ほんのちょっとだけ・・・消化に時間がかかりそうなものを
遠慮しているぐらいです。


さて、内側にほんのちょっと意識を傾けた分、
「外側にもね!」と思い、化粧品を変えたのがここ
一ヶ月ぐらいでしょうか。
kuuのそばにある「ナチュラルサポート」というお店で
見つけた「びわの葉エキス」を化粧水代わりに使っています。
石鹸で顔を洗って、びわの葉エキスをちょちょいとつけるだけ。
なのに、不思議なのですがそばかすが薄くなってきました!
自分でもびっくりです。
子供の頃から頑固でなくなることがなかったそばかすなんですが、
まさかこの年になって薄くなるとは。うう、うれしいっす。


からだの内側も外側も自分がいいなと感じるまま、
自然の流れに逆らわずにいる今の感じが私にとって
「美しさ」の基準です。
いろんなことをしすぎたり、華美に着飾ったりではなく、
できることを楽しみながら自分なりに無理なくやってみる。
そして、年齢を否定せず、重ねてきた経験として受け入れる・・・
そんな感じが好きです。


お化粧のしかたがへたっぴとか言われるときもあったし、
「もう少しおしゃれして」みたいなことを仕事関係者から
言われた時代もありました。
でも、「美しさ」の定義は人それぞれ。
そのときは「美しさ」に対してどんな考えをもっているのかわからなかったけど、
今はほんの少しだけわかってきました。
私のなかにある「美しさ」は「健康」という土台がある、ということを。


みなさんの「美しさ」の定義はどんなですか?

2010年02月18日

life force 〜生きるチカラ〜

プレコースが終わった今週はティップネス「アクティブストレッチ」の
新規担当者研修があり、またぱたぱたと。
先週はこの研修と並行してプレコースを担当していました。
だもんで、関西出張もあり、
ちょこっとだけへろへろなゆきぷでした。


きょうは朝から鎌倉。
ティップネスで仲良くしていただいているインストラクターさんとの
ジャイロトニックのセッション。
そして、そのあと、散歩がてらひとりで「LIFE FORCE」に
ランチに行きました。


ゆっくり静かに流れる時間は鎌倉そのもの。
朝は雪が降っていた寒い寒い鎌倉、お店の
かたが「きょうは寒いので」と温かいはとむぎ茶を
出してくださいました。


そしてごはんはマクロビオティック餃子のランチ。
ひえやもちきびなど雑穀がたっぷり入ったお野菜の
餃子と玄米、具だくさん味噌汁と小さな鎌倉野菜のサラダ。


ゆっくりとした時間と空間でかみしめるように味わうランチは
とてもおいしく、生きるチカラにつながるのを実感します。


「たのしい」や「おいしい」、「うれしい」や「気持ちいい」という
シンプルなことって元気でいるために実はとても大切なんですね。


そうそう。昨日は大阪の鍵谷かよこさんのスタジオで
「happy body」と「ジャイロキネシス」のクラスを提供
させていただきました。
「happy body」はMOVESを飛び出し、初めてのイベント。
フランクリンボールを使ってのリリースと誰でもできる簡単な
エクササイズは参加してくださったお客様からもとても好評でした。


気持ちよくて楽しい。


ここでも生きるチカラを感じていただけたかな?と思っています。


本能が「いい!」って思うことこそ、生きるチカラにつながるのかも
しれません。

イベントの模様はこちらからどうぞ。


http://ameblo.jp/pilates-studio-one/entry-10461506239.html

2010年02月16日

こんなところに(^_^)v

最近、テレビのバラエティー番組でジャイロトニックが紹介されたという
話を周囲からちょこちょこと聞きます。
テレビは年に数回しか見ないので、情報にちょっと疎いです。
以前はむしろテレビっ子だったのですが、なんとなくネガティブなエネルギーを
感じるので、やめました。


先週、熊本でピラティスを教えている小森聡子ちゃんが東京に
来ていました。彼女、月に1回、上京して東京で仕事をしていた
ときに担当していたクライアントさんに現在もセッションをしているのです。
すっごくパワフル!!!と思うのですが、本人はいたって「ぽよ〜ん」とした
感じ。仕事のスタイルは情熱的だけど、ほわんとした性格で中和されているのが
いつもうらやましく感じるゆきぷです。


さて、その聡子ちゃんがいつのまにやら、私のことをブログに書いてくれていました。
ビックリ!!!
http://kiraru0958.com/contents/index.php?ID=117

ピラティストレーナーのかたたちのブログランキングに参加しているのを
見つけて「あ、聡子ちゃんのブログ!」とのぞいたら、私の写真があったので
びっくりしたのでした。


でも、こうやってジャイロを宣伝してもらえるのはとてもうれしいです。
どんなふうにあのマシンを使ってエクササイズするのか、もっともっと
いろんな人に伝わるといいなといつも思います。
そう考えるとテレビや雑誌もありがたいですね。


しあわせのカタチ

先週土曜日、2週に渡ってのジャイロキネシスプレトレーニングが
終了しました。
参加されたかたたちは医療関係のかたやピラティスを学んでいるかた、
音楽関係のかたなど、さまざまなバックグラウンドをお持ちの7名。

「ジャイロキネシスを好きになってほしい」
「理解してもらえるようにうまく伝えたい」


その思いを伝えようとすればするほど、なんだか空回りしている
気がしたコース初日でした。


「自分に嫌気がさすーっっ!」
「ああもうやだーっっ!うまくできなーい!!」


と口に出したら「あら?」
とってもらくになりました。
で、2日目。


とにかく動く。なにはさておき動く。
そうそう。動き出せば私はいつだって大丈夫なんだということを
思い出しました。参加者のかたも動き出したら楽しそう。
そうです、私たちは「動く物」と書く「動物」。
動くのが大好きなのです。

7人いればからだもそれぞれ違います。
ハンズオンをしたり、動いている姿を見て、
自分がキネシスを始めたときのことを思い出しました。

腰が痛くてつらかったこと。
なかなか覚えられなくてコース中に泣いたこと。
からだがかたくて言われていることが理解できなかったこと。


あの時間があったから、いまがあると思っています。

ときどき思うのは、「私、間違っているのかな?」

結婚して子供を産んでお母さんである仲間を見て、
女性に生まれて「母」という道を通らずにきたことは
もしかして間違っている?とときどきふと考えることが
あります。


でも、プレトレーニングが終わるといつも思うこと。


「これもしあわせのカタチだなあ」と。


間違っているかもしれないけれど、このしあわせのカタチが
私はとても大好きで、私にとても合っているなと思います。


しあわせのカタチはひとそれぞれ。
からだがそれぞれ違うのと一緒なのですね。

2010年02月05日

ジャイロキネシスが私たちに教えてくれること

昨日は朝11時から夜9時までノンストップでプライベートセッションが
入っていました。
合間にお菓子をちょこっとつまんだものの食事はとれない状況。
しかも鎌倉の夜は早く、夜9時を過ぎると軒並みお店はクローズに。


東京に帰る夜だったので、鎌倉駅のスターバックスでソイラテを買って、
電車へ。この時間はひとつの車両に3名程度しかいないので、ソイラテも
大丈夫かな?と思いながらサッサと飲み終えて大船へ。


池袋に住んでいる私は大船で湘南新宿ラインに乗り換えると自宅まで一時間ちょっとで
帰ることができます。
というわけで、大船で乗り換えて「さあ、池袋まで帰るよ。帰ったらなにを食べようかな?」と
思っていたら車内放送が。


「山手線・原宿〜代々木間での人身事故の影響でこの電車は運転を見合わせます」


ええっ!
お腹空いているのに。
もう死んじゃうかもしれないのに。


そう思っていると、反対側のホームに千葉行きの総武快速が。
仕方なく乗り換えて品川へ。
品川に着く頃には山手線が動いていることを信じて乗り換えました。


品川に着いたときにはどうやら山手線は走り始めたようでしたが、
まだしばらく電車がこないというので京浜東北線へ。
それがあまりに激混みだったため、有楽町で断念。
都営三田線の日比谷まで歩き、約2時間近くかかって家にたどり着きました。


お腹は減っているわ、終電間近で混んでいるわ・・・最悪の気分で帰宅したところ、
一通のメールが来ていました。


月曜日から開催しているジャイロキネシスプレトレーニングに参加してくださっている
かたかたのメールでした。


「Gyrokinesisのクラスはとても楽しかったです!ありがとうございました!昨日家
に着いた時、本当に私の体じゃない感じがしました。びっくりしました!今日も
体はとても軽いです。こう言う風に感じたのは人生で初めてです。Gyroは凄いと
思います!

来週のクラスも楽しみにしています。」

以前、ブログにも書いた外国人の女性からのメールに
本当に泣きそうになりました。
こういうことがあるから、ジャイロを教えているのです。
空腹もイライラもすべて吹っ飛びました。

指導者にとって、知識や技術はもちろんですが、からだで感じることや
それをお客様に体現できることはそれ以上に大切だと私は思っています。
感じることが言葉やハンズオンにつながるし、体現することでお客様の
モチベーションをあげることができます。

そしてなにより!

自分のからだが変わる楽しさを知っていることは
指導者としていちばん大切なのかなと思います。


資格よりなにより、人の心を動かすものは
「大好き」「楽しい」という思いなのかな、と。

Clients always right.
Teacher never right.


この言葉を思い出しながら、いつもどんなガイド役で
あるべきなのかを考えながらコースやレッスンをしている
ゆきぷです。

来週の後半、そして3月!
大阪でもジャイロキネシスプレトレーニングを開催します。
興味があるかたはぜひ!!!
http://one-pilates.com/Workshop.aspx


大好きな野村監督がよく使う、ヒンズー教の
「心が変われば態度が変わる、
態度が変われば行動が変わる、
行動が変われば習慣が変わる、
習慣が変われば人格が変わる、
人格が変われば運命が変わる、
運命が変われば人生が変わる」


この言葉のいちばん最初にいつもつけたいな!と思っているのが

「体が変われば心が変わる」


と思っているゆきぷです。