先週金曜日からジャイロキネシスプレトレーニングを
担当しています。
いつ、どのコースもわたしにとってとてもいとおしく、
大切な6日間ですが、今回のコースはまたひと味違う
喜びを感じています。
3月中旬、自分の不注意でケガをしました。
小さな小さなケガなのに、ジャイロキネシスをしようとすると
動けないムーブメントがある。
流れるように動く楽しさこそがジャイロキネシスになのに
それができない・・・・そうなると、不思議なもので
ほかの部分もどんどん調子を崩していきました。
おなかが痛くなったり、からだの気が巡ってなかったり。
いろんなひとのお世話になって、体調回復に集中したコース前。
コース当日の朝も大好きな鍼の先生・ヤスさんに鍼とお灸をしてもらって
いざ本番!という状況でした。
痛み、痛みの周辺にある独特な感覚の鈍さなどはあったものの、
60分のフォーマットを動ききり、コースの内容を動きながらお伝えすることが
できる状態で初日を終えることができました。
いちばん感じたことは、なによりもやっぱり「楽しい」でした。
受講生のみなさんのために動いて伝えることがわたしのすべきこと。
でも、とにかくなによりジャイロキネシスが楽しくて、やっぱり大好きだと
感じずにはいられませんでした。大好きなたべものをすみずみまで味わうように・・・
そんな気持ちで動ききりました。
そして、その夜のこと。
偶然つけたテレビに指揮者の小澤征爾さんが出演、インタビューを受けていらっしゃいました。
ガンからの復帰、そこまでには何度も肺炎にかかり、家族の支えをとても大切に感じたなどを
お話ししていらっしゃいました。
が、なによりもこころに響いたのは復帰してまた音楽ができることを
うれしくってしょうがないとおっしゃっていたこと。
大好きでうれしくってしょうがない。
いくつになってもこんな気持ちでいられる大人でいたいなと
思いました。
ジャイロキネシスとジャイロトニックは、わたしにいつもその気持ちを
感じさせてくれる最高のパートナーなんだなと今回、さらに実感しました。
というわけで、残り3日のコースもわくわくです。
動ける喜びと楽しさを味わい尽くす3日間にしたいです。
そのたのしさが受講者のみなさんに伝わりますように。
やまもとゆきえ