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2013年04月15日

不確かなものだけど。

2週にわたってスタジオナチュラルフローで担当させていただいた
ジャイロキネシスプレトレーニングが終了しました、
からだのかたさを抱えるかた、
痛みと向き合いながらのかたなど
受講してくださるかたたちは
いつもじぶんのなかにあることと向き合いながら、
6日間、ジャイロキネシスを学びます。


そのサポート。
そう思うと、本当に毎回、心臓が飛び出そうになるぐらい緊張します。
しかもジャイロキネシスって「不確かなもの」。


解剖学上とか医学的な見地とかということともちょっと違うし、
からだの変化や感覚は人それぞれ違う、しかも目に見えないもの。
正直、受講するかたたちからみれば「不確かなもの」でしかないのかな、と。


でも、確かなものもあります。
それは「経験」。
ジャイロキネシスを通じて、変化した「経験」は
自分にとって確かなもの。
ジャイロキネシスが与えてくれたさまざまな経験を
受講するかたのからだに伝え、それを感じてもらい、信じてもらうことが
プレトレーニングなんだろうなあと思います。


セッションやレッスンも同じなんですけどね。

だから、とにかく時間をかけて、
全身全霊をかけて。

経験を積み重ねるしかないのだなあと思います。

いつか「すきやばし次郎」さんみたいになれるかなあ?

やまもとゆきえ

2013年04月10日

ジャイロキネシスをやろう!〜やまもとゆきえ、遠征します〜

スポーツアロマコンディショニングでお世話になっている
村井千波さんのスタジオ「コンディショニングルームcolorful body」で
ジャイロキネシスを提供させていただくことになりました。

スタジオは埼玉県鴻巣市。
ジャイロキネシスのクラスを受けられるチャンスが少ないエリア。
「ジャイロキネシスのクラスがあったらいいと思うんですよねー」と
言われて、ピンときちゃいました。


「行くですよ!!」

からだにやさしい千波さんのピラティスのあと、
ジャイロキネシスでいっぱいいっぱい動きましょう。
からだのすみずみまでのびのびーっとしますよ。
詳しくはこちらからどうぞ。

http://ameblo.jp/mura1wave/entry-11508597253.html


ゴールデンウイーク最終日、一緒にのびのびーっとしませんか?
ご参加、お待ちしてます。


やまもとゆきえ

動ける喜び!!

先週金曜日からジャイロキネシスプレトレーニングを
担当しています。
いつ、どのコースもわたしにとってとてもいとおしく、
大切な6日間ですが、今回のコースはまたひと味違う
喜びを感じています。

3月中旬、自分の不注意でケガをしました。
小さな小さなケガなのに、ジャイロキネシスをしようとすると
動けないムーブメントがある。
流れるように動く楽しさこそがジャイロキネシスになのに
それができない・・・・そうなると、不思議なもので
ほかの部分もどんどん調子を崩していきました。
おなかが痛くなったり、からだの気が巡ってなかったり。


いろんなひとのお世話になって、体調回復に集中したコース前。
コース当日の朝も大好きな鍼の先生・ヤスさんに鍼とお灸をしてもらって
いざ本番!という状況でした。


痛み、痛みの周辺にある独特な感覚の鈍さなどはあったものの、
60分のフォーマットを動ききり、コースの内容を動きながらお伝えすることが
できる状態で初日を終えることができました。

いちばん感じたことは、なによりもやっぱり「楽しい」でした。
受講生のみなさんのために動いて伝えることがわたしのすべきこと。
でも、とにかくなによりジャイロキネシスが楽しくて、やっぱり大好きだと
感じずにはいられませんでした。大好きなたべものをすみずみまで味わうように・・・
そんな気持ちで動ききりました。

そして、その夜のこと。
偶然つけたテレビに指揮者の小澤征爾さんが出演、インタビューを受けていらっしゃいました。
ガンからの復帰、そこまでには何度も肺炎にかかり、家族の支えをとても大切に感じたなどを
お話ししていらっしゃいました。
が、なによりもこころに響いたのは復帰してまた音楽ができることを
うれしくってしょうがないとおっしゃっていたこと。

大好きでうれしくってしょうがない。
いくつになってもこんな気持ちでいられる大人でいたいなと
思いました。
ジャイロキネシスとジャイロトニックは、わたしにいつもその気持ちを
感じさせてくれる最高のパートナーなんだなと今回、さらに実感しました。


というわけで、残り3日のコースもわくわくです。
動ける喜びと楽しさを味わい尽くす3日間にしたいです。
そのたのしさが受講者のみなさんに伝わりますように。

やまもとゆきえ


2013年04月04日

ジャイロキネシスプレトレーニング@Natural flow ドロップインのお知らせ

このところ、お知らせばかりでごめんなさい。


明日からナチュラルフローで担当するジャイロキネシスプレトレーニングの
クラスパートにドロップインでのご参加をお受けすることになりました。
ご希望のかたはぜひスタジオへどうぞ。
2013年最新バージョンのジャイロキネシスですよ(*^_^*)

詳細はこちらから。
http://naturalflow.cside.com/news/archives/205.html


みなさまとスタジオでお会いできることを楽しみにしてまあす。


やまもとゆきえ

2013年04月01日

本気で向き合う。

以前からいらしていただいている軽度の麻痺をお持ちのお客様が、
セッションにいらっしゃいました。

70歳を超え、思うように動かないからだと向き合う大変さ。
ご家族から応援されることへのプレッシャー。


さまざまなことを感じながらもそれを笑いながらお話してくださるお客様。
毎週ジャイロトニックを受けにきてくださって、かれこれ3年ぐらいになるのでしょうか。


麻痺のある足の股関節を使わず、からだを傾けるように足をひきづって歩いていらっしゃるのが気になり、どんなふうにしてジャイロトニックでサポートしていけばいいのかなと最初のころは思っていました。
が、ジャイロトニックのハンドルを回す動きが、ハンドルを手で押していくことで骨盤が足に乗り、体重移動をしながら動いていく、効率よくからだがつながる動きであることを学び、素直にジャイロトニックを提供すれば大丈夫なんだと気がつきました。
そして、それを信じて毎週、毎週・・・お客様とハンドルのエクササイズをしてきました。


お年を召して、徐々に動きはゆっくりになっていているものの、
「こうしてみましょう」と提案することに真摯に向き合ってくださるお客様。
軽いとはいえ、麻痺がある側は感じることは難しいうえ、縮こまってかたくなっているところもあります。
少しでも「のびた」と思っていただけるように触ったり、伸びている状態をご自身の目で確認していただいたり。
理学療法士さんなどに相談したりしながら、毎回、いろんな工夫をしてきました。
時にはちょっと厳しいかな?と、自分でも思ったことがありました。
でも、「本気には本気で向き合う」。
無理は禁物だけど、ちょっとでもできることにはちょっとでいいからトライしてもらおう。
そう決めていました。


そして、きょう。
セッションが終わってお帰りになる際にビックリしました。
ゆっくりとそしてわずかですが、麻痺のある足をまたぎ、歩いていらっしゃるお客様がいました。
「なんとなくね、歩幅が広くなってきたような気がする」

すごい。


もうこの言葉しか浮かびませんでした。
このお客様をわたしはこころから尊敬します。


そして、もうひとつ。


ジャイロトニックについて。
ジャイロトニックはとても気持ちいいエクササイズです。
そしてhappyな気持ちになれるステキなエクササイズです。
こころもからだもopenになれるすばらしいエクササイズだと思います。
でも、それだけで終わりにしちゃったらもったいないって思っていました。


だから、わたしはジャイロトニックともっともっと本気で向き合おうと思います。
今までももちろんそうしてきたけれど、今まで以上に本気で向き合う!


それがジャイロトニックトレーナーとしてわたしがすべきことかな、と感じてます。

やまもとゆきえ