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2011年07月01日

一汁一菜 

このブログにもときどき登場する
わたしのお気に入りのごはん屋さん
「なると屋+典座」。
このお店は毎月、そのときにいちばんおいしい旬の野菜を使った
定食とおうどんしかメニューがありません。
汁物、主菜、小鉢、漬け物、そしてごはんとごま豆腐。
ごま豆腐とごはん、そしてお出汁以外はすべて野菜。
新じゃががおいしいときは新じゃがいもとわかめがかき揚げになったり、
あるときはいちじくの天ぷらに芥子が添えてあるお味噌汁が登場したり。
シンプルだけど、パンチが効いている一品やほうれん草のおひたしのように
ほっこりする小鉢があったり。
定食のお膳はいつもとても調和がとれています。
もちろん、とってもおいしいです。
でも、ステキなのはおいしいだけではなく、目も喜ぶような美しさ!!!
同じ定食なのに、一緒に食べに行った人と器がそれぞれ違うのです。
なので、同じ定食なのに2度、3度おいしい!!!
そんな楽しみもあるなると屋さんが大好きなゆきぷ。

ここのお料理を作っているイチカワヨウスケさんが
先日、本を出しました。
【「なると屋+典座」の野菜をいただく】という
タイトルの本。
写真集のような美しい写真たちには、においや味が
感じられそう!!なぐらい、パワーがあります。

そして、その本に書いてあったこと。
「おいしい流れをつくる」という見出しがついた小さな文章のなかみ。


「店では定食を出しています。献立は毎月変わり、料理を作る側が内容を決めさせてもらいます。
アラカルト料理だととしてもどうしても、食べたいという欲望を満たすだけのものになってしまいます。
そうではなく、食事の人流れを通して『おいしい』と思ってもらえる店になりたいのです。
一汁一菜と同じ考えです。」
(「なると屋+典座」の野菜をいただく より)


一汁一菜は「ごはん、おつゆ、おかず」の3つのそれぞれのうまみや甘み、
苦みや酸味が口のなかで組み合わさる、すばらしい考え方です。


そして、これを読んで「ああ、そうか」と思ったこと。
ジャイロトニックと同じなんだなって。


ジャイロトニックはハンドル、ハムストリング、アッパーボディ、
レッグワークなどいくつかのfamilyから構成されています。
それを偏ることなく、できるだけまんべんなくやることをコースでは学びます。

「あなたのこの部分が弱いから、ここを重点的にやりましょう」
「きょうは肩が凝っているから肩周りを中心にやりましょう」


そういうことではなく、からだ全体をまんべんなく動かす。
甘みや苦み、酸味などの豊かな味わいと同じように
さまざまなエクササイズの味がお客様のからだで組み合わさり、
化学反応が起きる・・・それがジャイロトニックなのです。


同じエクササイズでもフォーカスするところを変えてチャレンジしてみたり。
「料理はライブ」というイチカワヨウスケさんの言葉にうんうんうなずきながら、
きょうもこれからセッションです。

いつかイチカワヨウスケさんとコラボできたらいいなあ。
お料理とジャイロトニック!
ステキすぎる!!


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