「愛だろ、愛っ。」
1980年代、サントリー「ザ・カクテルバー」のCM。
出演していた永瀬正敏の「愛だろ、愛っ。」と東京スカパラダイスオーケストラの
BGMがマッチしていてとても印象に残っています。
さて、私が好きな鎌倉のごはん屋さんの話。
しょっちゅう出てくる「LIFE FORCE」と最近、本を出版された
イチカワヨウスケさんのお店「なると屋+典座」。
そして、まだ一度しか行ってませんがお気に入りになった「日和」。
段葛のそばにある「bowls」も好きです。
そうそう。小町通りのイタリアン「コマチーナ」もおいしいです。
お気に入りのお店たちにひとつ、共通していることがあります。
それはオープンキッチンだということ。
「日和」の店主さんがおっしゃっていたこと。
「お客様に食べていただくものを目の前で作ることは
お客様に安心していただくことにつながります」
なにが入っているかわからない。
作っているかたがどんな状況で料理しているか見えない。
ふつうは当たり前だけど、そのお話をきいてちょっぴり怖いなと思うように
なりました。キッチンやお店のかたが清潔であること、当たり前だと思うけど、
見えないお店ではわからないのです。
かといって、お世話になっているお店は見えるお店ばかりじゃないですが。
でも、そう考えるとオープンキッチンのごはん屋さんって
ステキだなと思うようになりました。
「安心してね」
「ほら、こうやって作ってるんだよ」
お店のかたは言わないです。
でも、それをきちんとみせる。
目には見えない「想い」を目に見える「形」にする。
シンプルだけどサービスの第一歩なのかもしれません。
そして、そのサービスの根っこには見えないけれど、
みなさんそれぞれ絶対に思っているんだろうな、と。
「愛だろ、愛っ。」って。
だろって思っているかどうかはわからないですけど(笑)
でも、愛は絶対にあると思います。
やっぱり基本は愛なのだよね。
specialじゃなくていい。
superじゃなくてもいい。
でも、毎日ホッとできたり、心地よさを感じることができる・・・
そんな愛がサービスの根底にあるといいんだな。
当たり前のことですけど、
最近、そんなことを思っているゆきぷです。
アタシの愛はどんな形かな?