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2008年05月27日

もう一度、考える。

ジャイロトニックのトレーナーの資格を取ったころ。
そしてピラティスの資格を取り始めたころ。
・・・いつも思っていました。


「うう、もうムリ。なんでこんなに人のからだって
難しいんだろう」と。

いらしてくださるお客様のためになんとかしたい。
でも、うまくできない。
そして、まだまだ自分も動けないし、感じられない。


教えることが苦しくて、うまく動けない自分が苦しくて。
でも、好きだから諦められない自分がいて。
日々、そのなかをぐるぐるしながら生きていました。
今ももちろん、そのなかにいます。
もっと動けるようになりたい。もっと動けたら違うことが
感じられるはず。そうなればお客様にもっともっと違うことが
伝えられる。もっとわかりやすい言葉、もっとわかりやすいハンズオン。


だから練習するし、先輩や仲間のセッションを受けています。
一生懸命、通ってくださるお客様の気持ちを忘れたくないから。
お客様はお金を払って受講してくださるのに、その気持ちがわからない
トレーナーになってしまうことがとても怖いのです。
もちろん、もっと動けるようになりたいし。


お客様のからだをお預かりすること、人にものを伝えること・・・
本当はとても難しい、でもだからこそ楽しいこの仕事。
実はもっともっと真剣に向き合わなきゃいけないのでは?と
思うことがよくあります。


資格をとれば教える「権利」はあります。
でも、資格という「切符」を手に入れたらそれでいいの?と
思うのです。


簡単に資格が取れるようになったからこそ、お客様のからだと向き合うことの
大変さや難しさを忘れないようにしなくてはと思います。
マニュアルが教えてくれないことをたくさんたくさんからだで感じて、お客様に
伝えていくこと・・・自分で感じたことの言葉や感覚こそ相手のなかに
流れ込んでいくエネルギーになることを大切にしたいと思います。

抽象的ですが、このことこそがきっとトレーナーとして生き残っていくことの
カギになるのかなと思い始めているきょうこのごろです。


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