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2007年08月06日

マリジョゼ・マジック

すでに脳みそが溶けているのを感じながらのコース2日目。
きょうからはマシンエクササイズをメインにすすんでいきます。

マリジョゼがモデルを使って説明し、そのあとみんなで
練習のパターンがコースの主な流れ。
そんななか、実はゆきぷうこ、モデルをねらっていた
エクササイズがありました。

リフォーマーのフットワーク。
そのなかでもアキレス腱やヒラメ筋(ふくらはぎ)が
ストレッチできる「tendon stretches」は絶対にモデルになりたい!と思っていました。
実は私、両足首とも外側の靱帯を断裂していて、
足首のコントロールがまったくできないのです。
知らないうちに足首はものすごくかたくなり、
今は足首の動きを取り戻そうと格闘中の日々を過ごしています。

そんなこともあり、どんなふうにマリジョゼが教えてくださるのか、
とてもとても興味があったので、マリジョゼが「誰かモデルを」と
いった瞬間、間髪入れずに志願しました。

最初にエクササイズをしたあと、
感想を聞かれたので足首のことを伝えたところ、
「じゃあ・・・」と、さらにエクササイズを指導して
もらいました。

・・・す、すごすぎ。
エクササイズ前のセットアップが尋常じゃなく細かく、
ていねいなのはわかっていましたが、
エクササイズのキューやハンズオンの的確さ、正確さ、そして
クライアントに集中させるエネルギーは言葉では表現できません。
きょうは別のエクササイズもモデルをしたのですが、たった数回のエクササイズで
からだの芯から汗をかく体験をしました。ホント、すごい。
「おそるべし、マリジョゼ・マジック!」と思いましたが、
マジックじゃないんだよなー。これがやるべきことなんだ、
これができるようにならなきゃいけないんだと愕然としています。

しかし、しあわせといえばしあわせです。
目の前にある山が高すぎなんですから。
サックリのぼって「もう登っちゃったもん」ではなく、登っても登っても
「まだ頂上につかねーっっ」と叫びたくなる山なんですから。
そんな山がゆきぷうこの前にはそびえたちすぎ(涙)。
ありがたいなと思います。しあわせです。

顔見知りの福岡チームや通訳の谷佳織さんなど、ステキなひとたちと
苦戦しながらのコースがあと一週間続きます。
しあわせすぎて倒れそうです(笑)。

エクササイズの呼吸を指導しているとき、マリジョゼが
「この呼吸はジョセフ・ピラティスがそう言ったからじゃなく、
人の動きに合っているから」というようなことを言っていました。
たくさんのピラティスメソッドがある現在ですが、マリジョゼの
ピラティスは「進化する」ピラティスです。
約100年前に生まれたジョセフ・ピラティスがこのエクササイズを
考案し、40年前に亡くなりました。
時代や環境が変わり、からだの謎も少しずつ解明されてできた
マリジョゼのピラティス。このピラティスに出合わなかったら・・・と
思うと、出合えたことに感謝せずにはいられません。そして、
大切に大切に・・・ひとりでも多くのかたに伝えられるように
なりたいです。

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