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2007年07月10日

近況報告

きょうから「ジャイロトニック レベル2 プレパレーション」のコースが
スタートします。リサマリー先生が来日し、4日間トレーニングを受けます。

しばらくジャイロを教えることから遠ざかっていました。
あいまいさ・・・というんでしょうか、答えがないことを
人に伝えることがいかに難しいかを痛感し、自分の限界を
感じていました。

4月のジャイロキネシス・リテイクが大きなきっかけとなり、
いまはジャイロトニックを教えることも楽しくなってきました。
それもあり、今回のコースを受けようという気持ちになりました。

4月のリテイクは私にとってとても大きな影響を与えてくれました。
相変わらず早起きは続いています。
食事もずいぶん、自炊するようになりました。
自宅でゆっくりする時間をとったり、プチエコちゃんになり、
ペットボトルを購入しなくなりました。
いまは毎日、水筒持参してます。

そんななかでいちばん大きな変化は「実家に帰ったこと」。

先週土曜日、何年ぶりかで実家に帰りました。
今、母が住んでいる場所は約10年前に母だけが
住み始めた場所で、私にとっては「居心地の悪い人の家」の
印象がとても強くありました。

しかも父が亡くなった約10年前から家族を取り巻くさまざまな
トラブルとその対応や考え方と自分をすりあわせることがどうしても
できませんでした。
なので、なにかと実家に帰ることを拒み続けてきました。

が、帰ろうと思ったのです。
それは母からの電話がきっかけでした。

誕生日に電話をもらったのですが、母から
「体脂肪が増えたのに運動する場所がない」と言われたのです。
「体脂肪が増えたのに放っておくと生活習慣病になるから」と。

現在、母は72歳。生活習慣病を心配するよりも現状維持して生きる
ことが大切な年になりました。
しかし、どうやってからだを動かしたらいいのかわからないと言われ、
ハッとしました。

私、バカじゃないか、と。

お客様を大切にするのはもちろんですが、身近な人が困っているのに
助けることもできなくて、なにができるんだろう。ゆきぷのあほ。
そう思い、土曜日の仕事のあと、実家に帰りました。
そして、母と一緒に簡単な運動をしてきました。

実は母の家のそばには、私が昔、仕事でお世話になっていた
フィットネスクラブがあります。
でも、そこに行ってみたら?という心境にはまったくなれませんでした。
母の年齢の人に運動を教えてくれる人たちがいるのか・・・どう考えても
想像できなかったのです。
区や市の体操教室も母ぐらいの年になると、骨折などの心配があるため
受け入れてもらえないそうです。

運動のしかたがわからない・・・なんてシンプルで切実な問題なんだろう。
ジャイロやピラティス、そういうエクササイズの勉強も大切です。
でも、もっとシンプルにやらなきゃいけないことがあるでは?という
メッセージを感じました。

同じ、誕生日の夜、以前、お世話になっていた編集者のかたからも電話を
いただきました。何年ぶりかわからないぐらい、お会いしてなかったかたですが、
彼女もまた出産後のケアとしての運動について悩んでいたそうです。

彼女ともいま、一緒に新しいことを準備しています。

今年後半、シンプルに大切なものを見過ごさないように生きていきます。

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