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2007年03月27日

できないからこそのgiftと植木等

植木等さんが亡くなったそうです。
生まれて初めて覚えて歌ったうたは「スーダラ節」だったそうで、
何年経っても母に「生まれて初めて歌ったうたがスーダラ節だから・・」
と嘆かれました。私はうれしいけどね。
というわけで、植木等さんは好きでした。ご冥福をお祈りします。

さて、ジャイロキネシスのワークショップも佳境を迎え、
講師のブラッドリーに体調を聞かれたので答えました。
「I'm very tired」と。いや、ホント、きついんですって。
きょうの動きはbabyでいいよ、でも学んだことはからだで
感じてねとスタートしたワークショップ前半。当初はその予定だった
ブラ兄さん(私はこう呼んでいます)ですが、気がつけば荒技大連発!でした。

後半はひとつひとつ、動きをチョイスしてどんなふうに動くのか、そしてどんなふうに
インストラクターとしてガイドするのか・・・これがジャイロで言うところの「ハンズオン」
なのですが、ペアになってさまざまな動きでmoverの良さを最大限引き出す時間になります。

ここで、私はフラメンコダンサーのトレーナーとペアになってのワークをしたのですが、
思うようになかなか動けず・・ブラ兄さんはハンズオンをしてくれるわ、となりでワーク
していた関西のプレトレーナーチームが「ゆきぷう、こっち」とハンズオンしてくれるわ・・・
気づいたときには3人がかりでハンズオンのサポートをしてもらいました。

その瞬間、目からうろこの感覚が電流のようにからだに走りました。
ハンズオンをしてくれたトレーナーさんはみなさん、超動けるかたたちばかり。
そういうかたたちが「ゆきぷう、こっちに手を伸ばして」など、私が動けるように
声をかけてくれたこと、そして自分のからだに新しい感覚が生まれたこと・・・
すべてがgiftだなと思いました。

できない苦しさ、つらさ・・・いつもいつも抱えてきましたが、ある意味、宿命だと
思っています。いらっしゃるお客様のみなさんがダンサーさんのように動けるわけじゃ
ないし、そういう意味では苦しさを理解できるトレーナーでいられるチャンスかな?と
プラスに考えています。そして、きょうのようなgiftは動けないからこそ、感じられたこと。
みんなに教えてもらえるからだって幸せだなと思います。

というわけで・・・。
明日は朝、若菜さんのセッションのあと、kinesis last dayです。
キネシスのセッション前にブラ兄ちゃんとちょっとだけ英会話教室、する予定。
野球好きの私たち、明日はどんなお話をしようかな?

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