こんなこと、やってます。
今週火曜日、伊藤忠商事株式会社の労働組合さまからのリクエスト
だったジャイロキネシススペシャルイベント。
当日の模様をmeetsのサイトにアップしました。
よろしければご覧ください。
参加されたみなさまの阿鼻叫喚の雄叫びが写真からも感じられるはずです(笑)。
http://meets-tokyo.com/officeexercise_2008_10.html
トレーナーやインストラクターという仕事柄、受講してくださっているかたに
より理解していただけるように、そして今よりももっと感じていただけるように
アドバイスしたいと思いますし、実際にアドバイスします。
そしてそれが興奮モードでちょっと「ガウッ」になることもたまにあるわたし。
でも、絶対にこれだけは言わない!と決めていることがあります。
「なんでできないの?」
どんなことがあってもこれだけは言いません。
だって、できたらピラティスやジャイロを私に習う必要なんて
ないからだのはずですから。
「やわらかく動きたい」というリクエストのお客様と最近、
セッションをするようになりました。
趣味で踊っていらっしゃるのですが、先生に「なぜやわらかく踊れないの?」と
言われるそうです。
そのかただって、そう踊りたいと心から思っています。
でも、できない。
そのお客様の背中を触ってビックリしました。
「あ。からっぽ」
まったく呼吸が入っていかない、からっぽの状態が背中全体に
広がっていて、とてもとても緊張している背中でした。
からだがかたいのに、「なぜできないの」と言われたら、
心もますますかたくなって、からだはさらにかたくなると思います。
からだはパーツではなくすべてつながっている。
そしてそのからだとこころはつながっている。
すべてはつながっている。
からだにたずさわる人間としていつもこのことだけは
絶対に忘れないように・・・と思っています。
わたしにとってこの仕事は職業ではなく、生き方なのだと
さまざまなことに出合うたび、実感します。
生き方だからこそ、小さなことでもていねいに大切に
感じていきたい。
明日は大好きな田中創さんが東京に来てのワークショップ。
彼もまた、理学療法士という生き方をしているすてきなすてきな
かたです。