誰のために、何のために〜セルフコントロールセッション in YONAGO〜
まっきぃこと理学療法士・樋野真紀子さんが講師を務めた
「しなやかなこころとからだをつくる 〜セルフコントロール セッション〜」が
昨日、YMCA米子医療福祉専門学校で開催されました。
私はアシスタントとしてお手伝いをさせていただきました。
理学療法士さんを始めとした医療関係者のためのピラティス。
こういった講習の講師を務められるのは樋野真紀子さんならでは
だと思います。
理学療法士としての知識だけでなく、ピラティストレーナーとして研ぎ澄まされた
からだで感じる感性。両方を併せ持っているからこそ、この日はこんなことから
スタートしました。
全員で会場を歩いて、向かい合った人と握手をしながら、きょうの体調について
話します。最初はネガティブに。そして次はポジティブに。
気持ちの違い、イメージがどんなふうにからだに影響を与えるのかなどを、
ご自身で体感していただきます。
次に、理学療法士のかたたちが日常でよく遭遇する
患者さんを抱きかかえる動作とピラティスとの関係を
考えました。
そして、ピラティスのキーポイントやエクササイズを実際に体験していきました。
そのなかで私はアシストとシンプルな背骨の動きのエクササイズのリードを担当
させていただきました。
樋野さんが今回、テーマにしていた「イメージ」。
プラスにイメージすることでからだの動きはよりよくなったり、
意識しやすくなる・・これはフランクリンメソッドでも同じです。
福岡から米子入りした私はイメージをどんどんふくらませる言葉を
意識して、約20分のエクササイズをすすめました。
3時間のワークショップはあっという間でした。
そして、感じたこと。
もっともっと、誰のために、何のために・・・に気がついて、
いかなくてはダメかな、と。
ジャイロもピラティスも大好きで、自分のためにやってます。
でも、エクササイズの向こうに受けてくださるかたがいることを
忘れないようにしなくてはといつも感じています。
大好きだから伝えたい、そのためにはどんな言葉で、動きで
相手に伝えたいのか・・・だからこそ、練習もすれば勉強もするのかな、と。
たまに「資格とりたいんだけど、お金と時間がかかるんだよね」と
言われると「資格って?」と思ってしまいます。
資格は結果であって、私がやりたいことはそこじゃないから、そう言われても
よくわからないのです。
エクササイズを通じて受けてくださったかたが元気になったり、健康になったり、
そのサポートがしたいから、大好きなジャイロやピラティスのそばにいたいと
思っているので。
講習会が終わったあと、関係者のかたたちに誘っていただき、食事をしました。
みなさん、患者さんのために・・・をとても真摯に考えていらっしゃいました。
「人として、私ももっとできることがあるんじゃないかな」
ふと思いました。
お医者さんや理学療法士さんじゃないので、病気やケガに対して
私にはなにもできません。でも、きっとなにか・・・大きいことじゃ
ないけれど、できるんじゃないかな、と。そして、こういう気持ちが
人をサポートする仕事には必要なのかなと感じました。
資格や技術だけじゃない大切なものがあることを
米子で教えていただいた気がします。
私にすばらしいチャンスをくれた
まっきぃこと樋野真紀子さんと今回の窓口をしてくださった
大山リハビリテーション病院の橋本広徳さんに感謝します。
ありがとうございました。
参加してくださったみなさん、応援してくれた
みやのゆきこやMOVES竹井、footy田中選手などなど・・・
すべてのかたに感謝します。
というわけで、気持ちを切り替えて明日は京都!!!
4日間の荷物をリュックに入れるのはムリだということを
今回の福岡〜米子の旅で思い知らされました。
荷物の量とバッグの容量を理解できないゆきぷ。
帰りはリュックがちぎれるかと思いました。
明日はガラガラ?で行きます。もしかしてコロコロ?
樋野真紀子さんのブログ
http://blog.pilates.main.jp/?eid=411013