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2007年07月17日

おしゃれの代償

若いお兄さんたちがズボンやパンツを通常より低い位置で履いているファッション、
あれ、「腰パン」っていうんですか? ゆきぷは初めて知りました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/腰パン

その腰パンだか腰履きについてのお話しです。

以前から気になっていました。
あの格好はきっとおしゃれなんだろうとは思っていました。
が、しかしです。
あのパンツの履きかたをしているお兄さまたちに
みなさんはなにか思うことはありませんか?

・・・し、しせいが。

そうなんです。
あのパンツの履きかたをしているかたたち、
おしゃれをしているのかもしれないんですが。
実はみなさん、あまり姿勢がきれいではない・・・かも(遠慮ちう)。
みなさん、骨盤が後ろに傾いてちょっと猫背・・・そんな印象ないですか?
このところ、観察していて気がついたのですが、
実はこれって当たり前なんですよね。

パンツを低い位置ではくと、股関節の可動部分にはパンツのお尻の部分がくることに
なり、股関節の動きが妨げられることになるわけです。
しかもこういうお兄さまたちはよくみると、
お尻のポッケによくお財布を入れている。
これが長財布なんてことならさあ大変!
股関節の伸展(後ろに足を出す動作)は長財布に妨害されること必至です。
股関節の動きが悪くなる→さまざまな代償作用でからだに
不具合が起きるのは当然のことで、あのファッションから
「健康」を手にすることは難しいかもしれません。

まだ若いお兄さんたちにとって、今はまだ、このことはたいした問題じゃ
ないんだと思います。が、しかしです。

股関節の動きが悪くなって10年、20年と経ったとき、果たしてどうなるのか、
そしてあの姿勢がこれからずっと続いたら・・・正直、怖いです。
40歳のときにはおばあちゃん並みに丸い背骨になっているかもしれません。

自分のからだを作るのは自分と自分が生活する環境です。
自分が選ぶファッションが自分のからだを作り、
自分の生活が姿勢を作るための大きな鍵を握っています。
そのことに気がつかない限り、お金をかけてトレーニングをしても
マッサージに行っても、なんの解決にもならないと私は思っています。

すべては自分が選ぶこと。
だとしたら、みなさんはどう考えますか?

女性の髪型が頸椎へのストレスへつながったりします。
私たちの生活やファッションに、私たちのからだは
もしかしたらちょっぴり悲鳴をあげているかもしれません。


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