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2007年06月11日

そのからだを作ったのは・・・

最近、ハッとすることがあります。

というのは、自分の動作。
以前、食事をしているときに「肩があがっているよ」と
言われたことがあります。無意識にあがっているのは
なぜ?とかんがえたところ、私の場合は肩周辺の動きに
制限があったせいでした。

4月に参加したジャイロキネシスのコースで
ブラッドリーから指摘されたこと。
アーチで手を横にのばしたときの手のひらと脇の下の
角度が同じになるように。

これ、最初は言っている意味がちっともわからず
「はあ?」と思っていました。が、ある日、突然
わかりました。ああ、そうか、と。
脇をオープンにするということの意味は横に開くのでは
なく、前鋸筋を使って肩胛骨を上方回旋させるのだ、と
いうことにいまさらながらに気づいたのでした。

しかし、それがわかるとすべての謎がパズルのように
解けてきました。
肩胛骨の下は小指につながる意識ができなかったから
肩をあげてごはんを食べていたこと、そう考えると
物の持ち方やお箸のもちかなど、ちょっとした意識で
自分のからだをいい状態にすることもできるんだ、と。
自分のからだを知って、ふだんの生活でほんの少し
意識することがどれほど大切なのか改めて感じた瞬間でした。

そして、その逆も・・・です。

肩凝りや腰痛、そして体型など、今の自分のからだを作った
原因のなかには自分の動作やクセ、生活環境が大きく関わって
いるのでは?と思いました。

ピラティスやジャイロ、さまざまなワークが世の中には
あふれています。それはとても楽しくてすてきなワークです。
楽しんで味わって、それを生活にもつなげられたら・・・と
最近、思っています。スタジオやレッスンで楽しんだらそこで
おしまい!ということではなく、生活のさまざまなシーンで
ワークと生活のつながりを感じる瞬間、意識してみてください。
「あ、そうか。こういうことか」の瞬間をたくさん作って
いただけたらいいなと思います。

たとえば、どこかに座るとき・・・ふと座骨を意識して座って
みてください。たったそれだけでも骨盤は後傾せずにきれいな
姿勢で座ることができるはずです。
そういったアドバイスをみなさまにもっとできるようにしたいです。

というわけで、だんなちゃまに夕飯を作りましたが、
中華なべと炒め物用のヘラの持ち方、変わりました。
安定して少しぐらい思い中華なべでもいけそうな感じ。
そして、ふと思いました。
そのほうが動作がきれいにみえるな、と。

きれいな動作はきれいなからだを作る、またその逆も
そうなのかもしれません。

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