10歳のわたし。
突然ですが、みなさんは10歳のころ、
どんな「自分」だったか、覚えていますか?
「うーん」
私は正直、あんまり覚えてないんですよね。
ただ、ピアノが大好きで、学校の机を鍵盤がわりに
指を動かしていたのを覚えています。
先生に注意されたことがあったなあ、と。
野球が好きで父に後楽園に連れて行ってもらうように
なったのも10歳ぐらいだったと思います。
王貞治の下敷きやノートを持っていました。
高橋慶彦が大好きになり、週刊ベースボールを買うように
なるのはこのころの影響です。
ピアノの先生か学校の音楽の先生になりたいなーと思っていたようです。
ピアノが大好きで、ピアノや音楽を職業にしたい、と漠然と考えていたころ。
そして、先生という職業になぜか興味を持ち始めたのもちょうどこのころでした。
こんな先生になりたいって自分のピアノの先生に憧れていたなあ。
ふんわりしているけど、ピリッとスパイスの効いた的確なアドバイスをくれる
先生でした。ただやさしいだけじゃなく、厳しいけれどでも、できたときは
きちんとほめてくれるかたでした。
10歳のころのわたし。
毎日、元気にピアノを弾いて学校に行き、
アルプスの少女ハイジのようにコロコロと笑い、
走り回っていました。
そのころのわたしは今のわたしをみて、どう思うかな?
元気で楽しい大人だと思ってくれるかな?
楽しそうな大人だと思ってあこがれてくれるかな?
ステキな大人だなあと思うかな?
そんなことを考えました。
素直なこころだった10歳のころの自分に
「そんな大人になっちゃったの?」と思われないような生き方、
実はとっても簡単そうで難しいです。
こどものころの自分があこがれてくれるような
ステキな大人でいられるような生き方、これからもしていけたらいいなと
ふと思いました。
鎌倉はとってもいい天気。
こんな晴れた空のようなジャイロトニックを提供できますように!