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2009年10月27日

自然のチカラ

土曜日の夜、帰国してすでに仕事に復帰しています。
帰国翌日は鎌倉へ。
久々の鎌倉は東京よりも肌寒く、海のそばであることを
実感せずにはいられませんでした。

ドイツでも到着後、数日間は極寒の日々でした。
雨が降っていたこともあり、山や森に囲まれた
私たちの訪れた場所は朝から一面、凍っていました。
車の窓やフロントガラスはもちろん、辺り一面の芝生が
すべて凍っていました。遠い山には真っ白な雪!
澄み切った空気はとても鋭い冷たさでした。

鎌倉で仕事をするようになり、自然溢れるドイツに二度訪れ、感じるようになったこと。
それが「自然のチカラ」です。


森の木々や草花、そして風や空。
そして雲や空気のにおい。
季節の移り変わりや変化を、静かにそしてさりげなく私たちに教えてくれます。
焦ることなく、押しつけることなく、ただ自然に訪れる
その姿勢に「ああ、そうなのか・・・」と思いました。

季節が移り変わるときに起こる小さな小さな変化は
いつもきっとすべての人のなかで起こっている。
焦らず、無理せず、小さな変化を受け入れ、
日々を大切にしていれば必ず新しい季節が巡ってくるんだな、と。


新芽の息吹や少しずつ枯れていく葉っぱ。
「自然のチカラ」と自分のなかで起こる変化は
同じものなのかもしれない。


冷たい風も縮こまってしまいそうな寒さも
そう思えば必要なものなのだと改めて感じます。


焦ることなく、押しつけることなく・・・
自然の流れを感じる生き方をしていきたいなーと
ドイツで感じたのでした。

同じドイツの写真。
8月に滞在したときと先日(馬がいる写真)とでは表情がまったく違うのが
わかります。


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