ただそれだけのこと。
コースがスタートして5日目。
今回は一度も仙腸関節の痛みを感じません。
ただそれだけのことですが、私にとって
とてもとてもうれしいことです。
ジャイロトニックを始めたのが2001年。
翌年にティーチャートレーニングを受け、
ジャイロトニックとジャイロキネシスの旅が
スタートしました。
始めた2001年から今年で10年を迎えますが、
仙腸関節の痛みがないコースは今までで一度もありませんでした。
大学に入った頃から痛み出した仙腸関節。
当時はそれが仙腸関節だとは知らず、「腰痛」としか
判断できませんでした。
子供の頃に週刊ベースボールで読んだ
「腰痛のときは固いところに寝る」という
プロ野球選手の言葉を思い出し、腰痛の日は
フローリングの上にそのまま寝ていました。
レントゲンやMRIはもちろんとりました。
カイロや整体にもお世話になりました。
ジャイロトニック、ジャイロキネシスを始め、
とても調子がよくなったことは本当です。
でも、コース中、一度も痛みがない・・・ということは
正直、ありませんでした。
今回はまったく痛みを感じません。
自分のからだじゃないぐらい、腰の痛みがありません。
そのおかげでほかの動きもとてもやりやすく、
動きやすいです。
昨年後半からロルフィングのユキさんにお世話になっています。
動くためのからだを作っていくために彼女にセッションをお願いする
ようになって、とてもよかったこと。
それは彼女がなによりも「感覚」を大切に伝えてくれることでした。
からだを感じることはとてもとても好きでした。
そして、そのことをとても楽しいと思っていました。
でも、それが解剖学や知識と比較すると
「たいしたことない、必要のないもの?」なのかな?と
思うこともありました。
「難しいことはすごい。えらい。すばらしい。」・・・単純なわたしは
ときどき、そう思ってしまうのです(^_^;)
それがユキさんと出会ってから
ガラリと変わりました。
彼女が伝えてくれる「こんなふうに感じて」が
とてもスルーッと自分の中に入ってきて、
それをすると、からだがとてもらくになりました。
自分の感覚を信じることがとても楽しくなりました。
ユキさんから教えてもらったように動くと
本当にからだが音楽になったようになめらかに
流れるように動けるのです。
そして、自分の感覚で感じたことをセッションでお客様に
「手で」伝えることを今まで以上に意識するようにしています。
言葉だけでなく感覚・・・それを感じることの楽しさを
もっともっとたくさんのかたに知ってほしいと思うから。
痛みがない・・・ただそれだけのことですが、
それが私のなかでこんなふうに広がっています。
とってもうれしい。
ユキさんのセッションを受けながら
同時に私にアドバイスをくれる人がたくさんたくさんいます。
いつも一緒にマイアミにくる海老沢ちづちゃん、
富山のジャイロ仲間の中川ひでちゃん、
コンディショニングをお願いしている石井美和子さん、
MATの荒和尚・クリスティーネご夫妻、
そして私のコースを受講して、その後はたまに
トレーニングを指導してくれている大曽根聡さん・・・
ユキさんをはじめ、たくさんの人のサポートのおかげで
今のわたしのからだなんだなあと思います。
からだはその人、そのもの。
痛みがない。
ただそれだけのことですが、
そのなかにあふれるたくさんの人の
思いと愛に支えられながら、マイアミの空の下、
ジャイロキネシスレベル2を楽しんでいます。
happy spiral!