インストラクター・トレーナーの(5)を読む。特集は「注目プログラムの仕掛人」。ボディシリーズ、グラビティ、ジムスティックなどなどが登場。「これからのインストラクター像」という連載コラムは「製品開発と商品について」だ。ヨガを例えに製品と商品の違いについての説明がされている。そして、インストラクターやトレーナーのソフトにて商品価値を最大化……「同じプログラムを担当しているのにインストラクターによって集客や売り上げに差が出てくるのは何故でしょう?明らかにソフトの差です。 では、ソフトに差がつく要素はなんでしょうか?動作スキルやプログラミングだけではありません。ニーズを汲み取り、形に変える能力も重要な要素だと思います。品質の高い商品を提供できるインストラクター・トレーナーを目指しましょう!」……とスキルアップ、キャリアアップを啓蒙している。
……そうなるべく、自ら研鑽しているインストラクターは多い。ところが商品価値を最大化するキャリアを評価するシステムがないのが現状。ヨガやピラティスいくら頑張ってもフィーはエアロのランクが基準(もしくは一律)。パーソナルで売り上げに貢献しても今度は「エアロとは関係ない」といわれちゃうしねえ。フリーの立場からすれば、それを評価してくれなくてどーするのってとこ。ならば、別のフィールドでお客さんに評価してもらえばいい……というわけで現在に至るわけですよ。