■4月からアスリエなどで展開されているアルゼンチン発の「ラディカルフィットネス」(=3ヶ月に一度更新されるマニュアルに従ってクラスを展開するプレコリオプログラム)は4種。バーベルと有酸素運動の「パワーフィット」、格闘技系「ファイトドゥ」。ステップ台エクササイズ「エクストリーム55」は導入については不明」。日本ではプレシジョン ジャパン(http://www.precision-fitness.jp/)がライセンス発売している。
さらに、7月からダンス系のエアロビクス「リトミックス」も本格的に導入される。FJ6月号によれば「3つのプログラムは施設(企業)に販売するが、リトミックスはインストラクター個人にも販売する」そうだ。
インストラクター個人がプログラムの使用権を持つシステムは日本で初めて。(事前講習、本講習を経て検定試験をパスしなければならない。費用としては認定料の他、3ヶ月に一度アップデートされるコリオシート、CD、DVD等の教材費が必要)
同社によれば「インストラクターがクラブにリトミックスのクラス開設を提案するなど、活動の可能性を広げるきっかけにも活用できると思います」。
FJでは「メリットや将来的な可能性は未知数だ。しかし、未知数であるがゆえに、インストラクターを刺激する魅力も併せ持っているように感じて紹介した次第だ。みなさんは、どのように考えただろうか?」と記している。
>ライセンス取得、更新などの詳細が不明なのでハッキリとは言えないのだが、費用対効果の点では???だ。フィットネスクラブの「初級も上級もまとめて60分ナンボ」の世界では厳しそう。そのプログラムの付加価値があってフィーの上乗せがあり、本数も稼げるのであればいいのだが……。さらにお約束として「代行どうすんの?」だ。
ただ、カルチャースクールや個人スタジオなど集客に応じた収入が得られるのなら魅力はある。ま、新たな場所で展開するだけのパワーがあれば、プレコリオプログラムなどに頼らずオリジナルにしちゃうだろうけど。