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レッスンフィー平均は4000円

■フィットネスジャーナル7月号の巻頭特集は「インストラクターの未来 その光と影」。10年戦士座談会、個人スタジオの夢と現実、福祉の世界。
10年戦士による座談会は「本音トーク」。フィー、評価方法、マニュアル(ガイドライン)などのついての発言がある。エアロビクスの経験がないスタッフが評価するとか、1回だけの査定で1年のフィーが決まる、集客の評価などなど。

>フィットネスクラブ創成期とは違い、エアロビクスをしたことがないor知らないというスタッフは現実にいるそうです。「エアロビクスなんてできないですよ」とまで宣うのだとか。別に個人の趣味嗜好の話をしているわけではないんだけどねえ。クラブとしての商品の話もできない……お客さんにとっても迷惑な話。
>同特集ページにある資料「フリーインストラクターのフィットネスクラブでの時給(日本フィットネス産業協会)」によれば、
   〜3500円 14.7%
3501〜4000円38.2%
4001〜4500円11.8%
4501〜5000円23.5%
5001〜    11.8%
これを見て「平均は大体4000円」としているのだが、私の目には「4000円以下が過半数」のほうがくっきり。
実際問題として、大手での個人でのフィーの交渉というのはないに等しい(査定&チエックポイントがしっかりしていると仮定)。では、どうすれば上がるのだろうか。
コレは仮定ですが……スキルチェックなどの数値を1〜100までとする。このうち80以上がアドバイザーとかチェッカーとかの資格の要件を満たす=レッスンチェックをする。
スキル80のチェッカーがスキル60のインストラクターのチェックをしたとしてチェック項目すべてパーフェクト(実際にはいろいろな項目があるからレッスンチェックだけで評価が決まるわけではないが)だとしたら評価は100? いや、たぶんチェッカーのスキルの80以下。実際には現状60よりチョイ上。なぜならスキル80の人は自分以上の評価点をつけることができないから。それができるのなら、まず自分が先にスキル100に到達できるはず。
……クラブ側の人間としていろいろ意見も言える立場にあるのだろうから、まずアドバイザーなりチェッカーがフィーの底上げをして(どうすればスキルがアップするかを明確にし)、そこからきちんとした評価をもとにフィーをアップ。こうしなければ、どんどん下がって行くばかり。(あくまで仮定ですが、スキル○○をS、A、B、C〜とかランクに置き換えると分かりやすいかもしれません)

とまあ、長々と書きましたが実際のところ「インストラクターの未来」より先にフィットネスクラブの将来が知りたい。何をしたいのか、どうしたいのか。まずはそこから。

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